伝わるコミュニケーション

社長の話が社員に伝わらない3つの理由

自分の意図したように社員が働いてくれない。
自分の発した言葉が曲解して伝わっているようだ。
経営者の皆さんはそんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
社員に理念が伝わらないのも、要望が伝わらないのも、気持ちが伝わらないのにも理由があります。
社員の心が離れる前に改善して社員がやりがいを持って働ける素敵な会社をつくりましょう!

経営者と社員の立場の違い

経営的な視点と現場の視点の違いから経営者と社員の主張が噛み合わないケースはよく見受けられます。
経営者である以上、会社により利益が得られることが判断をする基準と言えるでしょう。
一方社員は目の前のお客様に対してどう対応して満足度を上げていくのか。
どう効率的に仕事をこなすのか。
という考え方です。
現場を回す社員からすれば、社長からお金という基準で考えられた判断や突然降ろされてくる新しい仕事や方針転換にに不満を抱くことは多いでしょう。
それは立場の違いから基本的な考え方の方向性が全く異なっていることが原因です。

抽象度の高い要求

創業社長は自分の『想い』や『アイディア』を具現化させて会社を形作ります。綿密な計算の元、全てを整えた上で会社をスタートする経営者もいますが、多くの中小企業経営者は実際に行動しながら会社を作り上げていきます。
社長は自分が創業した『想い』を理念として伝え、社員に正確に汲み取って行動して欲しいと願うものです。
しかしそれは多くの場合難しいでしょう。
『社員』に限らず、人が言葉に持つイメージは思っている以上に個人差があるものです。そしてそのイメージから連想される行動までとなるとその幅は言葉のイメージ以上になります。
他人に伝えたいことはより具体化して伝える。言葉の意味を全員で揃える必要があります。
『想い』をそのまま『想い』の形で伝えていませんか?
漠然としたアイディアを行動により形にしていく経営者の多くはこの具体的につたえることが苦手な方が多いようです。

コミュニケーション不足

〇〇と伝えたはずなのに…。
直接、電話、メール、方法は何で伝えましたか?
社員の方には本当に伝わっていたのでしょうか?
『言ったから』『メールで送ったから』
経営者は多忙です。一々確認している時間など無いと思われるかもしれません。
以心伝心のNo.2がその役割をこなしてくれるなら話は別ですが
『伝える』ということにおいて遠回りなようでこの確認がとても大切です。

投げっぱなしにした内容が伝わっていなかった時のロスは確認作業に使う時間の比ではありません。
社員にとっても二度手間、三度手間になり気持ちの面でもコスト面でも効率が悪くなります。

社員に正確に意図を伝える4つのコツ

社員の立場の考え方が違うことを理解する

社員の立場から経営視点で考え、判断出来る人はほとんどいない!という前提を忘れないでください。
社員の立場で経営者の視点を持つことは難しくても、逆は多くの場合可能です。社員の立場での考え方、気持ちを理解すれば伝え方は変わってくるはずです。

具体的に話す

多くの場合、社長が示す抽象的な言葉にはもっと具体的なイメージが含まれています。
極端な例ですが、例えば「お客様を大事にする」
社長にとってお客様を大事にするとは行動に現すとどのようなことなのか。
挨拶の声の大きさやトーンを大切に考えているのかもしれません。
お客様の不安を全て解決し安心するような丁寧な説明かもしれません。
「全てを指しているんだ!」
と言いたくなるかもしれませんが、それでは伝わらないのです。
なぜなら人の心地良さにも個人差があるから。
社長から求められていることがどんなことなのか明確でないとわからないのです。

説明を端折らない

どうしてその判断に至ったのか。
どうしてその基準を求めるのか。
人は上から押さえつけられるのを好まず、また理解できないことに拒否反応を示します。
特に中小企業の場合は社長と社員の距離が近いです。
1から10まで全て説明する必要はもちろんありませんが、社員の積極的な働きかけを期待したいのなら納得し、やる気が出るように説明することは非常に重要です。

確認を怠らない

言葉を発しただけ、文字を送っただけでは伝えたとは言いません。
相手の理解度を計ることを怠ってはいけません。
自分の考えた意図とずれていないか。
単語の意味とそれから導き出される行動は概ね合っているのか。
その確認を行うことが大切です。

つたえることは相手を知ること

話し方、書き方、スキルはいくらでも落ちていますが、結局のところつたえる上で1番大切なのは相手を知ること、そして思いやること。
例えば海外の人に向けてメジャーでない日本の物の名前を出すとしたら、補足の説明が必要です。
例えば『木刀』
『刀』については海外でもよく知られていますが、『ボクトウbokutou』と言われてそれがわかる人はどれほどいるのでしょうか?
『木でできた刀の形をしたもので、練習などで使用されます。』のような補足が必要となります。
わかるでしょ?で話を進めない。
そこに立場の上下は無関係です。
細やかな気遣いで伝わる力がグッとアップするのです。

御社の社内コミュニケーションが円滑になりますように。

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