名著は世代を超えて…西の魔女が死んだを再読

こんにちは！
代表の大塚麻弓子です。

皆さま読書はお好きでしょうか？
私は読書が大好きでした。
でしたというのは
最近は動画や音声コンテンツ、SNSが
情報収集のメインでなかなか読書をしません。
それどころか長い文が頭に入ってこなくなってきました。。。

娘のお勧め

『西の魔女が死んだ』
著者　梨木香歩
初版　1994年
https://amzn.asia/d/do0WgJ5

こちらの本、読んだことがある方も多いと思います。
私も再読でした。
娘に買って欲しいと言われた時、
私の実家にもこの本があったので読んだのを覚えていました。
彼女は数日で読破したようで、
「良かったからお母さんも読んだら？」
と勧められました。

昔読んだことは覚えているけど
正直申し上げて
西の魔女＝おばあちゃん
くらいしか覚えておりませんでした。

かわいいかわいい娘に勧められれば
読まないわけにはいきません。
というわけで再読

読書感想文

結論から言えばめっちゃ良かったです泣
読了して、1番に思ったことは
『もう一度娘に勧めたい』でした笑

今大事に思っていることが全部書いてありました。
逆に少女時代に読んだこの本のが
今の思考に少なからず影響しているのかも
とさえ思いました。
1994年で今のような流れになるって
先取りしていたのかしら？
それとも当時、恐らくバブル崩壊直後
時代の流れの中に歪みのようなものが
ほんのすこーしだけ
梨木さんには感じられたのかもしれませんね。

今、共感する人は当時より遥かに多いんじゃないかな？
常識からはみ出してしまい
中学校に通えなくなった少女が
療養のため田舎で自然に逆らわず生きる外国人の祖母と暮らす1ヶ月のお話

何で中身全然覚えてなかったんだろう。。。
今、学生で学校に行けない状態の方やその保護者の方
常識が息苦しい方に是非読んでいただきたいですね。

恐らく三世代

『西の魔女が死んだ』
高校生の時に読んだ気がします。
先ほど実家にあったと書きましたが、
私が買ったわけではないんです。
本棚にあるのを見つけてタイトルに惹かれて読みました。

私の家族は割とみんな本が好きで
マンガも小説も各部屋の本棚にそれぞれの好みの本が並んでいて
勝手に読み合っていました。
？
人のを勝手に読んでたのは私だけかもしれません。
みんなそれぞれ自分の好きなジャンルや作家さんの本しか
読んでなかったかも。

やっぱり私は昔っから飽きっぽくて好奇心旺盛だったようです笑
だって当時の私はホラーとミステリーしかほぼ読まなかったですから。
そんな中角川の黒い本じゃない本に興味を示したから。
(もしかしたら死んだってところでミステリーと思ったのかも笑)

そして当時、私は高校に行けずに社会の枠からはみ出してしまった時期でした。

もう一度自分に聞きたい…
何で中身覚えてないんだ…笑

とにかく、
『西の魔女が死んだ』を再読できて
紹介してくれた娘にとても感謝しました。
彼女は私よりももっともっと感性豊かな子でした。
学校という社会の中で徐々に閉じている感じがしますが、
この本を選ぶということは
そのうち私のように限界が来るのかもしれないなぁと。

どんな形でも幸せな人生を生きてくれていることが
1番の願いです。

ほんの数十年前
いえ、十数年前かもしれません。
それまではこうやって梨木さんのように限られた人だけが
自分の何かを世に発信することができました。
作家さん、画家さん、テレビに出られるくらいの著名人

しかし今は誰もが簡単に発信できる時代です。
インターネットとテクノロジーの進化は本当に素晴らしい！
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