大塚麻弓子のおすすめ

物を持たない暮らし、必要な物を選ぶ暮らし

こんにちは!
代表の大塚麻弓子です。

『断捨離』
この言葉を聞いたことが無い人はいないのではないでしょうか?

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やましたひでこさんが
新・片付け術 断捨離
この本を出されたのは2009年大ヒットし、
翌年2010年では流行語大賞にもノミネートされたそうです。
私もお友達にお勧めされて読みました。
読んだ直後に物を捨てて人生変わった!
というわけではないのですが、
この本が後の行動に影響していたのかも知れません。

断捨離とはヨガの思想

「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
1.断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
2.捨:家にずっとある不要な物を捨てる
3.離:物への執着から離れる
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。

Wikipediaより引用

ということだそうです。
先ほど本を読んだと書きましたが、
実は内容は全く覚えていません。。。
ここら辺も書かれていたかも知れません。

こんまりさんの
『人生がときめく魔法の片付け』の出版も2010年だそうで
(こちらは読んだことはありません。)
片付けブームですねぇ。
戦争から高度経済成長期、バブルを経て豊かになり停滞中の日本
戦争でとにかく物が大切だった時代
世界的に工業が発達し、機械と共存が始まった時代
高価な物がステータスだった時代
経済はずっと伸び続けるという幻想が崩れた時代
基本的に生活に困ることは無くなり、豊かなことが当たり前になった時代
停滞している経済

苦手な祖母

私の祖母(今95歳くらい?)の家は表面上はスッキリしていましたが
収納の中はいつ使われるのかわからないストックで溢れていました。
洗剤、歯磨き粉、歯ブラシ、シャンプーやスポンジ…
食品も同様で、そのため逆にジャムなどは期限が切れた物も多くありました。
住んでる場所は東京都内。
1番近いスーパーは徒歩3分程。

今を生きる私は
『そんな近くにスーパーがあるなら、ストックなんてなくても大丈夫でしょ』
と思いますが、
戦争、戦後を体験してきた祖母にとって
物が少ない状態
というのは恐怖なのかもしれません。

ただ、一つだけ言えるのは
私は祖母が幼い頃からとても苦手でした。
怖かったし、感情の波が激しいし、人の悪口が多くて幸せそうじゃなかった。
今は介護施設で暮らしていますが、
今も幸せそうではありません。

物を溜め込むこととそれがどこまで関係しているのか
私にはよくわかりませんが、
固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想」
とは真逆だなとは思います。

お風呂場には石鹸ひとつ

5年程前、大きな転機があり一人暮らしになりました。

その少し前から少しずつ物を捨て始めていましたが、ここでとことん自分と自分の生き方と向き合いました。

お鍋はひとつ、食器も3つ、布団と最低限の洋服。
お気に入りの本数冊と仕事で必要なもの。
テーブルと椅子。
2DKのお部屋でしたが、1Kでも十分な位の持ち物でした。

洗面所とお風呂からも物はどんどん消え
一時期は石鹸一つとスクワランオイルだけになりました。

今思えばそれは自分で自分の生きるのを止めようとする意志と生きる意志を確かめるようなことでもあったのかもしれません。


どうやら色々な罪悪感に苛まれ、
辛い現実を前に生きるのをやめようとしていた自分よりも
生きてやりたいことをやる。
そして人の役に立てる人になる。
という前向きな自分が勝ったようで
流石に石鹸とオイルだけでは髪の状態が良くなかったし、
お鍋もひとつじゃ少なすぎたし
タッパーも無いと不便だし…と
少しずつ物は増えています。
でも基本的には生活感が無いと言われます。
スッキリした空っぽの空間が好きです。

買うとは自分と話す行為

今は世を捨てるためにとことんまで削るのではなく
本当の意味で自分に向き合いながら生活していると思います。

買う時には自分に本当に必要かどうかを私によく問うようにしています。
金額ではなく、必要かどうか。
それと、何かを買うときは何かとさよならして
総アイテム数が増えないようにしています。
物が増えたり散らかっていると
そっちに何かを持って行かれてしまう感覚があります。
めちゃくちゃ疲れます。

自分にとって大切な物が見えるようになりました。
自分がどこにお金を使うのかという傾向も見えるようになりました。
ちゃんと自分のために、自分の望む暮らしのために、自分の夢のために
お金を使えるようになりました。

買うという行動は自分と話す行為だなと思います。
ただ、それができるのは
物質的に恵まれた時代に生まれたからなのかもしれません。
だから私はラッキーだなと思っています。
この日本を作って支えてきてくれた先人達にとても感謝しています。
『老害』なんて言葉がありますが、
価値観を変えるのはとても難しい事です。
自分と意見が違う、価値観が違っても
ただ受け止めれば良いと思います。
その上で自分はそういう価値観ではないと判断すれば良い。
自分のことを知らない、向き合っていないと、
ただ相手を批判するだけになってしまいます。

自分と向き合える手っ取り早い方法が
『断捨離』だと思いますので
試してみてくださいね。


インターネットのおかげで、
世代を超えて、地域を超えて、国を超えて
色々な方の考えに触れることができる時代です。
本当に便利な時代で素晴らしい時代です。
自分自身と向き合って自分を持ち、
人の話を鵜呑みにするのではなく、
上手に取り入れて柔軟な思考ができたら素敵ですね!

あなたの持つ情報が誰かの役に立つ。
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自分一人では発信を継続していくことが難しい。
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