旅の記録

なりたい職業、親が就かせたい職業もNo.1は公務員!廃業の一途を辿る日本の農業の危機

こんにちは!
あなたの心の穴を埋める運命の一枚を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。

2024年2月から私は定住せずに日本を巡る旅に出ました。
日本中をゆっくり巡り作品作りのために写真を撮ったり、日本中に残る伝統や歴史に触れたり、地方の人たちが抱える問題はどのようなものなのかを知りたいと考えています。

2月に旅立ってから6月の下旬の現在まで、神奈川県の西の端山北町という町に滞在しています。
まだ都心へのアクセスも良い神奈川。
それでもやはりニュースで聞いているような問題を抱えているようです。

止められない人口減少と高齢化

山北町の2024年6月1日時点の人口は9,354人
一年前の6月1日時点では9,513人
更に遡り2020年6月1日時点では10,034人
山北町ホームページ参照

都心部などの人気エリアを除き日本中に同様ですが減少の一途を辿っています。

そしてこの2020年の段階で65歳以上のいわゆる高齢者の割合が39.4%
この時点で60歳〜64歳の方が794人控えていたので4年経った現在は45%を超えていることが予想されます。
(国税調査参照)

日本の人口自体が減少傾向にあり、高齢化も進んでいるので各市町村でも人口が減少し高齢化するのは当然ですが山北町もその例に漏れないことは間違いありません。

高齢化と廃業する農家の増加

高齢化が進んでいる町であるというのは前述のとおりです。
山北町では平地が少ないながらも農家さんもたくさんいます。
しかし、日本の高齢化、町の高齢化、当然農家も高齢化が進んでいます。

加えてこの暑さ。

廃業する農家さんが後を断ちません。

なぜ引退ではなく廃業なのか?
『自分の可愛い子供たちに農家になって欲しくない』
そう望む農家さんが多いのだそうです。

一番の理由は生活が安定しないこと。

その反動なのか、ここでは公務員が圧倒的に人気の職業だそうです。

私も少しだけ農業をお手伝いさせてもらっていますが、農業はやはりとても大変です。
生き物には休みがありません。
夏の暑さも冬の寒さも辛いです。
作物はお天気の影響をとても受けます。

天候不良でに見舞われれば作物はうまく育たず、豊作になれば値崩れしてしまう。

仕事の大変さと収入のバランス。

これが見合っていないと考えるから我が子を継がせたいと思えない。

これが日本の農業の現状です。

就農したい若者と既存農家の軋轢

少なくとも山北町においては減少し続ける農家さん。
人間に欠かすことのできない食。
このまま減少の一途を辿って良いはずはありません。

また、昨今ではインターネットで情報が自由に取れる時代になり自分の体にとって大切な食べ物を考える人も増えてきました。

そんな中一次産業の重要さと危機感にも注目が集まっていて、新規就農したい若い世代も多くいます。
彼らの多くは自分たちはもちろん大切な人達の健康な食を願い、農薬や化学肥料に頼らないような安全な野菜を作りたいと新規就農を目指すわけです。

しかしここで既存農家さんとの軋轢が生まれてしまいます。

詳細はまた別の機会に書けたらと思いますがそうして新規収納したものの撤退してしまう人達もたくさんいるというのが現状のようです。

まとめ 農家は稼がないといけない

人が集まるところはいつでもワクワクするような夢が詰まっています。
大変なのに安定しない収入も少ない。
それは確かに夢がないですよね。

農業は確かに大変なことも多いです。
しかし、現代で生活しているとなかなか触れることができない土に直に触れます。
お金を掛けてジムに通わなくても筋肉も付きます。
雑草を抜くことは地味で大変な作業だけど、自分との対話の時間になります。
たくさんの人手が必要なので色々なコミュニケーションが生まれます。
そして収穫を迎え、美味しいお野菜を食べる時。
自分で苦労して育てた野菜をいただくときはどんな気持ちでしょうか?

そこにきちんと安定した収入が伴っていたら?

きっと就農したくなる若者は増えるのではないでしょうか?

『農家は稼がないといけない』

これは私が最近しょっちゅう口に出す言葉です。

便利を守っていくお仕事は大切。
だけど、一番の基礎を支えるお仕事も大切。

そんな農家さんたちを応援していけたらと新しい事業の立ち上げを準備中です。
自然農に興味がある方、自然農の農家さん、農薬や化学肥料を使わずに育てている果樹や野菜をお持ちの方。
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