活動記録

天狗伝説の残る600年の歴史を持つお寺大雄山最乗寺に行ってきました

こんにちは!
あなたの心の穴を埋める運命の一枚を届ける和紙写真家の大塚麻弓子です。

2024年3月末に山北町のお隣で金太郎で有名な南足柄市にあるお寺、大雄山最乗寺に行ってきました!

大雄山最乗寺とは

神奈川県南足柄市大雄山駅からバスで10分ほどにある最乗寺。
曹洞宗に属し、全国になんと4000以上の門流を持つお寺さんです。
歴史は600年!
了庵慧明禅師という、和尚さん。
了庵さんは鎌倉幕府が倒れ、戦乱の世が始まった1340年代に現在の伊勢原辺りに生まれます。
地頭の役職に就くものの戦乱の世に虚しさを感じ鎌倉 不聞禅師に就いて出家します。

その後能登、丹波と転々と修行し、横浜にある曹洞宗の大本山、總持寺で仏事に励みます。

そして50歳にして出身地相模国に戻ります。
そしてこんな逸話が残されています。

50才半ばにして相模国に帰り、曽我の里に 竺圡庵を結んだ。そのある日、1羽の大鷲が禅師の袈裟をつかんで足柄の山中に飛び大松(袈裟掛けの松)の枝に掛ける奇瑞を現じた。その啓示によってこの山中に大寺を建立、大雄山最乗寺と号した。應永元年(1394年)3月10日のことである。

大雄山最乗寺H Pより引用https://daiyuuzan.or.jp/%e6%a6%82%e8%a6%81/

こうして最乗寺は600年の時を超え、今も日本と国民を守ってくださっているのです。

天狗伝説

最乗寺にはたくさんの天狗や高下駄が奉納されています。

実は最乗寺を建てたのが天狗だとか…

先に出た開祖である了庵さんは様々な地で修行を重ね、各お寺で師の後席を受けました。
能登の總持寺にいたときに山伏の格好をした道了さんが弟子入りを希望してきました。

道了さんも奈良県や和歌山県で修行を重ね、人とは違う力を身につけた修験者さんでした。

了庵さんの弟子になり、見事に修行をやり切った道了さんは滋賀県のお寺で仏事に励み、弟子を育成します。

そこで聞いた最乗寺を建てるとの話。

道了さんは足柄の地まで空を飛び現れ、土木工事を中心に500人分の力を発揮してお寺を建立したそうです。

さらにこんな逸話が。

次の日に道了さんは、私の役目は終わったので、これからは天狗に変身して永遠に、お寺とお参りに来た皆さんをお守りをすると、両手と両足に幸せの使いと云われるへびをつれ、左手に悪人をつかまえる綱と、右手に悪人をたおす杖をもち、白い大きな狐にのり、カミナリが轟くなか山奥に入ってゆきました。

大雄山最乗寺H Pより引用https://daiyuuzan.or.jp/%e6%9c%80%e4%b9%97%e5%af%ba%e3%81%82%e3%82%8c%e3%81%93%e3%82%8c/

これが最乗寺に伝わる天狗伝説のお話です。

ちょっと縁があるとかでなくもうお寺を建てた人が天狗さんでしたね。

豊かな自然を楽しめる広い境内

豊かな自然と歴史的建造物に溢れる大雄山最乗寺。

曇りの日に訪れてもどんよりすることなく清々しい美しい空気感でした。

ぜひみなさん遊びに行ってみてください。

自分自身で納得のいかない人生を送っているとしたらそれはあなたの心に軸が足りないからかもしれません。
なぜ心に軸が出来ないのか?
それは輝かしい光の部分だけを追い求め、自分の心の闇を隠そうとしているからかもしれません。

光と闇は表裏一体。

闇から逃げる人に光があたってもぼやけたものになってしまいます。

誰にでも自分では目を当てたく無いような闇を心に抱えているものです。
その闇と向かうことこそが自分を輝かせることができる本当の光を見つけることができる唯一の方法だと私は考えています。

運命の一枚。

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