初個展開催までの道のり

37歳でも勇気を出して初個展をやりたい!初心者写真家が個展を開催するまで①

初めてのチャレンジは「やりたい!」のウキウキと同時に
暗闇を手探りで進むような何が何やらわからない混乱と
〇〇だったらどうしようー!!という不安の連続です。

こんにちは!
代表の大塚麻弓子です。

2023年4月21日(金)〜23日(日)
写真家として初の個展を開催することになりました。

そう。初めてのチャレンジなんです。
正直言って、ビビりまくってます。
そんな私ですが、これから初めての個展を考えている方のお役に立てればと思い個展開催までのプロセスを備忘録的にも記していこうと思います。

①やると決めること

私なんかが個展なんてと思ってしまいますが、
1番大切なのはやると決めること。

私も本当は2022年秋までの目標で共同展をする!
というものがありました。
1人ではとても勇気が出ないので
友達と共同展をしようと思っていましたが進まず。
目標未達で終わってしまいました。

今年に入り、私が日頃から大変お世話になっていて、
尊敬している画家の門間由佳さん

年に3回のフォーマルなお食事会兼個展と2ヶ月に一度くらいかな?
交流会も兼ねたゆるい個展『ゆる飲み』を主催されています。

門間さんとは私が人生で初めて入ったビジネスを学ぶ場で出会いました。
たまたまお隣の席になり、物凄い存在感を発揮していました。
以来そろそろ5年くらいのお付き合いになります。

小さな頃から絵も工作もとにかく下手くそで、
芸術分野に苦手意識を持っていた私。
大人になり、美術館に行ってみたいけれども
私なんかが行ってもわからないしな。。。
美術館ってデニムとスニーカーで行っていいの?
くらいの感じでした。

門間さんがいらしたから芸術分野に触れられるようになりました。

2023年今年の1月に開催されたお食事会に参加した時
門間さんの言葉が『グサっ』と刺さりました。

「まだ会社員をしていた頃は月に1度の個展を開いていました。」
「月に一度、全て新作で個展を開くことを自分に課していました。」
「開催日直前なのにほとんど絵がないこともありましたが、とにかくやろうと決めていました。」

私個人への言葉ではなく、ご自身の経歴を話されている中で出てきたお話でしたがこの言葉たちに「ハッ」としました。

当時は兼業作家さんだったとしても、
門間さんにしか描けない絵でお客様の役に立つ画家として成り立っている。
そんな門間さんでもそんな時代があって、そんなことをされていたのか。と。

写真家になりたいと言いながら人に見られるのが怖い。
共同展も結局進まなかった…じゃない!

「アホか!弱虫!お前もやれ!」

と自分の中の自分が話しかけてきました。
そんなわけで個展をやるぞ!
と決意したわけです。

ギャラリーを選ぼう!

右も左もわからないので『個展 初心者』と検索をして
個展開催までの流れの記事をいくつか参考にさせていただいてます。

初心者でも勇気を出して個展開催!初めて個展を開くまでの準備とコロナ時代の個展への思い 
https://www.shino-murasakino.com/exhibition-corona

この方の記事が心情的にもドンピシャで特に参考にさせていただいております。
私がまず取り組んだのはギャラリーを選ぶこと。
憧れているギャラリーが銀座にあるんですが、
そこは銀座…予算オーバー。
日程もかなり先まで埋まっていて断念。

https://meetsgallery.jp

お声がけできそうな方々のことを考えるとやっぱり都内が良いなぁと、
こちらのサイトで探しました。

昨年2022年の11月にオープンした美容室兼ギャラリーという
marble gallery(マーブルギャラリー)
https://marble-artgallery.com
さんを発見!
お値段もなんとか頑張れそう!

視察にちょうど行われていた個展を見に行き、
雰囲気も良さそうだったので
『も…もう後に引けないぞ』
と震える手で申し込みのメールを送信しました。

申し込むにあたって決めなければならなかったのは日程。
作品を完成させるのに、私がしているのは写真を印刷するまでです。
飾ることができる状態までパートナーが仕上げてくれるので、
パートナーの繁忙期が過ぎた4月21日〜23日で行うことになりました。

場所が決まれば大体の展示点数が決まる。
ということでここから先は内容です。

4タイプの展示スペース

私は上記のようにギャラリーで開催しますが、
作品を展示できる場所にはこのような場所があります。

①貸画廊(ギャラリー)
②自治体が運営する「公民館」「◯◯センター」などの公共施設
③カフェギャラリー
④多目的に使用できるレンタルスタジオやレンタルスペース

会場の雰囲気や壁の状態、公共の場だと販売は難しいなどなど
それぞれにメリットとデメリットがあるので、
ご自身の個展を開く目的に合わせて選んでみてくださいね!

コンセプトとタイトル選び

ギャラリーと開催日時が決まれば次は個展の土台となる
コンセプトとタイトル決めです。
初個展となると今まである膨大な作品の中から
どの切り口で個展を開催するかが重要になります。
ギャラリーの規模は決まっているので展示できる作品も限られます。

そこで大切なのがコンセプト
今までの集大成のようにするのか、
ここからここまでの間に撮った作品とするのか
撮った場所とするのか
テーマを決めてそれに合わせて展示するのか。

私の場合は、散々悩んだ挙句
『三宅島』『目醒め』と2つのコンセプトが浮かび更に頭を悩ませました。
初個展なので、私が写真を通して自己表現をできるようになったきっかけがふさわしいかなと思い『目醒め』がコンセプトに。
そしてそれがそのままタイトルになりました。

ここから先は個展開催に向けた具体的な準備です。
続きは次回のブログで更新したいと思います!
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